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人類は衰退しました(小説版:第三巻)

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田中ロミオさんの「人類は衰退しました3」です。

アニメ版はこちら

これまでと違い1冊まるごと「妖精さんの、おさとがえり」です。

この記事は自他ともに認める”妖精さん推し”が書いたものです。ですから、基本【妖精さんびいき】で進められます。もちろん「にゅあんすで」。

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妖精さんの、おさとがえり

映像化済み。5~6話。

集電アンテナさえ稼働すれば、衛星から電力を集められるようになるが…。謎のモノリスさんが登場し、「人モニュメント計画」が出てきます。

妖精さんはどうやら電磁波が苦手らしい…。

感想(ネタバレあり)

冒頭、アニメでは次巻収録の『妖精さんの、ひみつのこうじょう』で初出する『助手さんの(ネガティブ)絵本』は、原作ではここで登場です。

ネガティブなのに、ここで妖精さんは

「たのしかですー」

21ページ

と相互理解してます。ちょうどお菓子(ケーキ)を召し上がってるときなので、妖精さんはテンションマックスで打ち消せたのでしょうか?。

この話はアニメと原作ではちょっと前提が違います。アニメでは「電力使い放題」のような話ですが原作では「あくまでも調査用で里には数日だけ」のようです。

この巻では『まぬある』が登場します。

「電磁波が来る(妖精さんは電磁波で極度のうつ状態になる)。」と『いとま乞い』に来た妖精さんは『まぬある』と『お守り』を”わたし”に渡します。

『まぬある』の中身は簡単に言うと、『妖精さんがいっぱいいるとトラブルに遭いやすいが、奇跡的に安全な(良好な)結果を得られる。』というもの。言い換えると、『妖精さんが少ないとトラブル発生頻度も下がるが、一度起きてしまうと、悲惨な結果になってしまう。』というもの。

妖精さん多いほうが…いいかな?。内容はシビヤですが、表現が最高です。

色々あって助手さんと”わたし”はペアを組んで調査に出るのですが、比較的安全なコースなはずが、助手さんの暴走もあって遭難状態に。

「最後に飲むお茶……」

148ページ

この時”わたし”が首からさげていた『妖精さんのお守り』が、なんとお茶の中へ落下してしまいます。そして、

「はーい」

150ページ

と、妖精さんの登場です。

「ぼくらてきに、いぬはたべられやすいいきものですが」

151ページ

いい感じに脱線しながら話は進み、飲水がないことを告げると

「さんそとすいそが、ゆめのこらぼれーしょんして、できるあれです?」

152ページ
※読みやすいように句読点を追加しました。

その後水の匂いがわかる妖精さんは少量の飲める水を発見するのですが、「もっと欲しい」と告げたところ、

「もし、おそろしいことがあったら……」

(中略)

「……すいぶんを、ごていきょうできるかも?」

(中略)

「のめるんですがねー」

157ページ

アニメを見た時、確か妖精さんは「ほとんど水』を排泄するはず…と思ったのですが、原作ではちゃんとそれについてやり取りしてました。ツボりました。

そこそこ妖精さんが登場するので、面白かったです。

4.0
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